マニラで滞在したのは、ソフィテル・フィリピンプラザホテル。
マニラに最初にできた高級ホテルを改装して現在にいたっているが
マニラ湾に面したロケーションは、さすがソフィテルが買収しただけの事はある。
だが大方の高級ホテルは、マカティー地区に集中しており
お客様獲得の一環として、朝食メニューの充実に力を入れているようだ。
何しろ、洋食から日本食を含めたアジア料理とフルーツにデザートと
全部に箸をつけるには、私の胃袋だと五泊しないと無理かもしれない。
世界中のホテルに泊まってきたが、ここまで充実した朝食は滅多にない。
さすが食の国フランスのホテルだ。






花見の時期を思わせる陽気に誘われて、上野近くの谷中寺町を散策。
二人で入るお墓を造ろうと、その手始めみたいな町歩きでもあったが
実際に分譲している霊園があり、話を聞くだけでも参考にはなった。
私の希望は、半分伊豆の海に散骨して、残りはかみさんとご一緒したいと思っている。
ナンて事を考えているうちに、谷中霊園に着いた。




広い霊園には、徳川最後の将軍慶喜も安らかに眠っていたが
その墓守をする猫が、あちこちにいる。
猫好きのかみさんにとっては、数十匹いる猫に守られるのなら満更でもないのだろうが
谷中に眠るのは到底無理な相談なので、やはり墓守猫のいる地元の霊園が、やがて候補に上るのだろうか?
ただ今読みかけの本は、村上龍の「55歳からのハローライフ」
昼間は暖かくなったが、まだまだ夜は寒い。