2014-07-01から1ヶ月間の記事一覧

メキシコからサンフランシスコを経由して帰国した。 緑眩しい夏の田圃。今日から棲家の人。

大方のメキシコ人はクリスチャンだそうで、それが頷けるレストランの庭の片隅に安置されていたマリア像。 厚い信仰心の現れだろう。

情熱の赤い花に、蝶のモビールが舞う。 優大にミヤマクワガタ獲りをせがまれ、伊豆の河津オートキャンプ場へ。 初めてのバンガローでの宿泊も楽しみだったようだが、夜から早朝にかけて目的のクワガタを20匹ほど採集できたことで、大満足の様子。 「来年も必…

冬至と夏至に蛇の身体が影となって現れるピラミッド。 暦を計算つくしたマヤの至宝だからこそ、予言が外れても今だ人気は衰えず。 二泊三日で福岡と佐賀に招待していただいた。 用意していただいた宿は、博多の奥座敷筑紫野にある大丸別荘。久しぶりに泊まる…

無形民俗文化財に指定されている奇祭どろいんきょ。 上尾に住んでもう四半世紀を越えたが、近くで行われているこの祭りを見学したのは、昨日が初めて。 地元の若い衆が担ぐ神輿は、豪華絢爛ないわゆるお神輿と違い、まったく飾りのない小さい神輿。 それもそ…

[ マヤの人達が球戯場とした広場の壁に刻まれた彫刻に目を凝らすと 戦士が首を刎ねられ血が噴き出てように見える。試合に勝利した勇者を神の生贄として捧げた証だと。 球戯場に横たわる蛇の顔の先にあるのが、遺跡の主役ピラミッド。

今にも遺跡から飛び立とうとしている大きな鳥は、アンデスの峰々を飛び回るコンドルとは違うはずだが、 なぜか、サイモン&ガーファンクルも唄うフォルクローレ「コンドルは飛んでいく」の旋律が、頭の中を駆け巡った。年代も場所も違うが、インカ文明のイメ…

ユカタン半島に点在するマヤ文明最大級の遺跡チチェン・イッツァ。 人類滅亡を予言したマヤ歴が編纂された天文台だが、古代マヤ人の天空に対するロマンと好奇心そして生きる知恵には、脱帽するしかない。

閑話休題。 梅雨の雫もクリスタルの輝きと思うと、心も明るくなってくる。 夏至が過ぎると咲きだすところから、半夏生と呼ばれるドクダミ科の花。 鬱陶しい曇り日に、歌舞伎役者や芸妓が白粉を塗ったような葉が浮かび上がる。当て字で半化粧と書くのも粋だ。

遺跡でまず目に付くのが、道の両脇の露天でお客の呼び込みをするマヤの末裔達。 日本人と見ると「ビンボウプライス、ビンボウプライス、1ドル、1ドル」と、声をかけてくる。 当然1ドルでは何も買えないが、黒曜石の仮面や色鮮やかなハンモッグや頭骸骨の置物…

祈りが通じたのか、翌日は絶好のマヤ遺跡観光日和となった。 カンクンからユカタン半島を車で二時間ほど走ると、遺跡に到着。マヤ人の天地滅亡の予言は外れたが、入場券売り場は結構混雑していた。 入り口脇では古代マヤ人の衣装を纏った人が、それらしい雰…

[ 夜の帳がカンクンを包んでいく。明日はマヤ遺跡に。 雨が上がることを祈って、眠りにつく。 梅雨晴れの色。