「行はよいよい、帰りは怖い」とは、まさに今回の出来事か。

ラスベガスの現地時間13日の早朝4時30分にホテルを出て、サンフランシスコ経由で成田へ向かう。

雲一つない晴天のサンフランシスコを飛び立ったのだが、到着した成田は一面の雪景色。
パーキングに預けてあった愛車を受け取るまでに空港から2時間ほどかかってしまい
これはヤバイと、念のため日比谷のホテルを予約。

トランクや土産物を積み込み、19時に通行可能だった東関道に入り一路東京を目指したのだが
給油と空腹を満たすため、パーキングエリアに寄った。
そこで混雑状況をチェックしたのが、予定変更の切っ掛けに。
湾岸市川を先頭に渋滞が伸びて通過に3時間以上と掲示されていたため
それなら千葉北インターで降りて16号を迂回して家に帰ろうと、ホテルをキャンセルして一般道へ。
そこまでは、予定変更が成功に思えたが、オッとどっこい途中から渋滞が激しくなって全然動かなくなってしまった。
深夜になり路面が凍結して、立ち往生するトラックが続出したのが原因だが、1キロ走るのに1時間以上かかる始末。
運転時間はどんどん増え、仕舞にはサンフラン成田間のフライト時間12時間を超えるまでに。

自宅のある埼玉県上尾市に着く頃にはすっかり夜もあけ、遠く富士が望める青空に。

市内に入ると今度は通勤の車でモタモタしてしまい、やっとの思いで到着したのが、8時丁度。
所要時間は何と15時間。成田パリ間より時間がかかってしまったが、不思議と充実感が残った。
この歳になるまで、こんなに長く運転したことがなかったからかもしれない。
時差ボケの昼夜逆転で眠くはなかった事が幸いしたが、兎にも角にも自分自身にお疲れ様。