伊豆半島は、2000万年前は 南のフィリピン海プレートの上にある海底火山だったが、地殻変動でプレートとともに北に移動し本州に衝突して現在に至っている。
伊豆高原の単性火山大室山が噴火し流れ出た溶岩が海に注ぎ城ヶ崎海岸を形作ったのもその名残で、伊豆半島ジオパークを代表する景勝地でもある。
棲家から歩き出し、地元の八幡野港から海岸に沿って造られた遊歩道を行き、磯釣りのメッカでもあるイガイガ根まで歩いてみた。
鉛色の空に荒波と潮の花が押し寄せる日本海沿岸とは比べようもないが、溶岩岸壁に
押し寄せる波は冬を感じさせる迫力があった。