ニューオリンズの郊外に出て、どこまでも続く湿地帯をひたすら真直ぐ走って行くと、サンシャイン橋に差し掛かった。
この橋は、日本人でも口ずさめるユーアーマイ・サンシャインの歌が誕生した橋で
橋が完成した時、当時の州知事さんが可愛い娘さんの為に作詞したそうだ。





橋を渡り堤防沿いを行くと、目的のオークアレイ・プランテーションに着く。
名前のごとく、樫の大木に囲まれたお屋敷は、大農園に相応しい豪華さだが、それは、黒人奴隷の血と汗と涙の結晶からできていた。
それが、奴隷解放を目的とした南北戦争の発端になるのだが、北部が南部の繁栄に嫉妬したのも一因とか。
今は観光地となったお屋敷をガイドする女性に、その時代の面影を見たような気がする。




猫が見張り役のレストランは、虐げられた奴隷の小屋を改装したもの。セピア色に変色した白人の記念写真が、今では虚しくもあり。

話は違うが、関東が梅雨入りした。