2012-01-01から1年間の記事一覧

朝日が照らす早朝のカレル橋。 モーツアルトの生涯を映画化したアマデウスのロケ地は、ここプラハ。 日中と違い人気のない橋を歩くと、まさに映画の一シーンの中に迷い込んだような気がした。

自然界は美しいのもだが、時として残酷な掟が存在する。昆虫の世界でも然り。

秋晴れに誘われ、かみさんの運転で木々が色づき始めた秩父路へ。 途中道の駅で一休みし、お昼は同じ秩父から移築した古民家のお蕎麦屋さんに。 観光の当てが無いドライブだったので、案内板を見て秩父34観音霊場4番札所金昌寺に寄った。 帰りがけ、巡礼の…

刻一刻と変わる空の色が、王宮とカレル橋を包む。 茜色に染まった雲とモルダウの美しさに暫し茫然。 こんな素晴らしい偶然は、滅多にない。 旅の空に感謝の一瞬だ。

昼下がりの街角で。

プラハの街を走る市電は、どこか哀愁が漂う。

初めて行く府中競馬場。京王線に府中競馬場正門前と言う単線一駅が存在するのさえ知らなかった。 知人の配慮で、親友と共にラウンジ席でG1レース天皇賞を観戦することが出来た。 パドックから盛り上がるのは、さすがG1レースだ。 近代競馬150周年を記…

見慣れぬ楽器と聞きなれない音色、広場に響く甲高い歌声。 現代の吟遊詩人か。

プラハの王宮にある黄金の小路。 今ではお土産やさんが軒を連ねるが 王宮が完成した当時は、錬金術師達が金を作り出すため知恵を絞った所。 小路の名前は、それが由来だそうだ。

その美しい羽根を大きく広げ、遠く2000キロも移動することがあるというアサギマダラが また伊豆高原の里山ガーデンに、フジバカマの蜜を吸うため飛来した。 昨日は、棲家の庭掃除と気分転換を兼ね日帰りで出かけたが 高原はいま、収穫の秋。

金木犀の香りと晴天に恵まれた孫の運動会。 七五三に続くイベントになったが、かみさん共々喜んで見学に。 マスゲーム、リレー、縄跳びや跳び箱、親子体操など 無難に競技をこなす孫の姿は、キカンボウになってはきたが、まだまだ可愛い。 来年はひょっとし…

[ 王宮の中にこれほど立派な大聖堂が存在するのは、プラハだけだそうだ。 なにしろ完成までに700年の歳月を経ており バラ窓一つをとっても、パリのノートルダム寺院より大きく、ヨーロッパ一を代表する美しさだ。 高い天井とそれを支える柱が見事な建築様式…

ブダペストのドナウ同様美しいプラハの街を二分するブルタバ川。 ドイツ語ではモルダウだが、クラシック好きにはスメタナの「我が祖国」第2曲モルダウの方がスンナリくる。 私はこの曲が好きで、たまに行くお店でリクエストするが、曲が流れてくるとプラハの…

夕陽も眩しい淡い恋。プラハにて。 秋の空。

ブダとペスト。そしてドナウ。 心洗われる美しい風景は、この後のチェコ、オーストリアへと続く。 まさに、世紀末建築を堪能する旅に。

パリを流れるセーヌ川もそうだが、ドナウもまた中州を造り そこが公園となり市民の憩いの場に。 ハンガリーは海が無いため、公園なのに水着姿で日光浴を満喫するのが、夏の楽しみ方。 音楽を聴きながら、気持ち良さそうに日光浴する老人を見ていると チョッ…

] 生憎の小雨模様だった日曜日の午前 孫の優大の七五三と優剛のお宮参りで、娘夫婦の住む浦和の神社へ。 優大は袴姿でもジッとしていることなく動き回っていたが、男の子はヤンチャな位が丁度いい。 かみさんに抱かれた優剛も、お兄ちゃん同様ヤンチャでたく…

ドナウの岸辺。

鎖橋や王宮そして国会議事堂など、ライトアップされた夜のブダペストは あまりにも美しくかつ幻想的。 オーストリア帝国・ハプスブルグ家からの独立を勝ち取ったハンガリー人自慢の夜景だ。

ブダとペストにかかる鎖橋の前に建つ、アール・ヌーボー調のホテルフォーシーズン。 建物から内装そしてサービスまで、さすが超一流と言われているだけのことはある。 ブダペストの美しさにも、一役買っている。 昨日は台風一過で晴れ渡ったて暑かったが、朝…

ドナウ川を挟んで、ブダとペストに分かれるブダペスト。 厚い雲に覆われていたが、雲間から差す光が幻想的だった。やはりこの光には、教会が似合。 ザグレブからは、アウトバーンを走っておよそ5時間の道のりだったが 両方の街を足してブダペストと呼ばれて…

工房の匠達が制作した見事な陶器が、展示室に大切に飾られていた。 事前には知らなかったが、ハンガリーでのガイドさんのお父さんは 以前このヘレンド社の社長を務めていたと聞いて、チョッとした縁を感じた。 朝の光に包まれて。

ヘレンドの工房には、陶器の制作過程を見学できるコースが設けられている。 パッと見簡単そうだが、集中力と繊細さが求められる職人技を取得するにはそれなりの時間と経験が必要だ。 デンマークの有名陶器ロイヤルコペンハーゲンの工房を訪ねた時、卵のカラ…

棲家の玄関に飾ってあるヘレンドは 20年以上前に、オーストリアのウインから日帰り観光でブダペストに行った時に買った物。 その時は、単に綺麗な陶器に目が行って購入しただけだったが ここ何年か前から都心のデパートでも扱っており、若干先見の明はあっ…

水曜日の早朝、バンコク経由でミャンマーから帰国した。 業界用語で言うところの夜這い便での帰国は睡眠不足になり、羽田着とは言え楽ではなく 二日ほど調子が悪く、やはり寄る年波には勝てないのか? そんなこんなで、久しぶりの更新です。 ザグレブから車…

聖マルコ教会を中心に、ザグレブの街角で。 次回はハンガリー編ですが、今日の深夜便でタイに飛び、土曜日からミャンマーへ。 19日の早朝帰国しますので、ブログは一週間お休みします。 夏枯れの花の上で、小さな命が育つ。

強い日差しが創る木陰のアート。

クロアチアは、ドイツやオーストリア同様白ワインの産地でもある。 ザグレブから車で小一時間走ると、いたるところにブドウ畑が広がるワイン街道にでる。 ボルドーやナパに比べると、街道の風景とそこに住む人はとても素朴な感じがするが、それがとても新鮮…

ザグレブの郊外にある荘厳な佇まいのミロゴイ墓地。クロアチアの初代大統領もこの墓地に眠っているが 宗教・宗派そして身分を問わず埋葬できると聞いて、驚いた。 バルカン半島の内戦はもとより、ヨーロッパ全土には権力、民族そして宗教戦争の悲惨な歴史が…

ここブカレストにも、神聖なる祈りの世界が。