2010-01-01から1年間の記事一覧

アラブならではの雰囲気で包んでくれるホテルオベロイ。 ピラミッド脇のオアシスだ。

パルミラの出会い。

小高い丘の上からパルミラを一望するとオアシスに囲まれるようにして 都市が築かれていたことが分かる。

シリア砂漠に忽然と姿を現すパルミラ遺跡。 シルクロードの中継基地として発展したオアシス都市。 ベル神殿の見事な遺跡に、ローマ時代の繁栄が偲ばれる。

世界最古の都市ダマスカスからシリア砂漠を走り パルミラ遺跡に向かう。 途中バグダッドカフェで、一休み。 十年前もここで休息を取り、アンモナイトの化石を買った。 そう、シリア砂漠は太古の昔海だった。

ユーロスターで、パリからロンドンへ。 ドーバー海峡を電車で渡るのは初めてだが ヒースロー空港の混雑を考えると、快適で便利な気がする。 なにせ、駅で出入国の手続きを済ませるだけに。

そう言えば シリア砂漠のオアシスで、とってもカラフルな蛾を見つけた。

フジバカマに好んで舞い降りるアサギマダラ。 寒冷地から北上し中継ポイントの伊豆半島で産卵後 遠く台湾や南西諸島に渡っていく渡りの蝶と聞いた。 掲載が後先になったが、中東出張の緊張を解してくれた 棲み家近くの里山ガーデンでの出会い。

花は、枯れかけた姿も美しい。 田んぼの畔に咲いていた、凛としたあの赤い曼珠沙華。 花は二度楽しめる。これもカメラ散歩の魅力だ。

光さす朝露に浮かび上がる山茶花。 小春日和のような日差しに自然と笑みがこぼれる、久々のカメラ散歩。

エッフェル塔は、何度見ても美しい。

バラ窓のステンドグラスが美しい、ノートルダム寺院。 セーヌに架かる橋には、おそらく新婚さんが記念にと始めたのだろうが 幾つもの鍵が掛けられている。

パリは、屋根の無い美術館。そう、街の全てが芸術。 レストランさえもモダンアートな雰囲気が。

[ 明日からまたフランス、シリア、エジプト、トルコへ。 今回は、パリからユーロスターでロンドンに入り、そこからシリアへ飛ぶ。 何度もロンパリには行ったが、ユーロスターに乗るのは初めてで、今から楽しみだ。 また、シリアのパルミラ遺跡に行くのも十年…

二年前に建て替えられたベトナム戦争証跡博物館。 以前の方が古びた家屋だった分、戦争の悲惨さと生々しさがヒシヒシと伝わってきたが これもまた、時代の流れなのだろう。 現に、ベトナムの若者が博物館に来てその歴史と向かい合っても 現実の生活の中では…

早朝から釣り糸を垂れる人あれば、通勤途上の無数のフェルメットもある。 ベトナム・ホンダのバイクの生産量は 一か月分が日本の一年分に相当するだそうだが、それでも生産が間に合わないという。 中国より一周遅れで、ベトナムも発展の波に乗ったようだ。 …

ベトナムのハノイにある孔子の霊を祭る文廟。 ここでも結婚記念の写真を撮るカップルに出会った。 二人の希望に満ちた笑顔は、儒教と共にベトナムとっては宝だ。

伝統のカンボジアシルク。丹精込めて織られていく。

カンボジアの子もベトナム難民の子らも、環境に順応しながら逞しく生きている。しかも楽しそうに。 悲惨な戦争や残酷な内戦から立ち直り、子供達の瞳と未来が輝く時代になってきた。 船上でお母さんに抱かれた赤ん坊の笑顔に、それを強く感じた。 私自身も、…

琵琶湖の十倍もあろうかというトンレサップ湖。 東南アジア最大の淡水湖だ。 この湖で水上生活をするのは、ベトナムの難民達。 カンボジアのガイドさんによれば、ベトナム人は漁が上手だそうで、それなりの収入を確保しているそうだ。 確かに、以前より家と…

インドネシアのボルヴドール遺跡とアンコールワットは、共にヒンズー教の寺院だが 年代はアンコールワットの方が後で、その分寺院とそこに彫られた彫刻の完成度は高い。 歴史を見比べてこそ実感する人の英知と技術の進化。

雨上がりのアンコールワット。この石橋を渡るのはもう四回目だ。 初めて来たときが一番新鮮だったのは当然だが、インパクトも強かった。 十年以上前のことだが、地雷を踏んで手足が吹き飛ばされた少女が、門の下で籠を置いて座っていた。 その幼気な少女と目…

堀を渡り菩薩の顔が彫られた南大門を潜ると そこは偉大な都市アンコール・トムの世界が広がる。 折りしも降り出した雨が菩薩の顔を濡らし、靄がバイヨン寺院を遠くから包む。これぞ、ジャングルの中に潜む東洋の神秘。

カンボジア・シュムリアップにあるフランス系ホテル・ソフィテルの庭。 アンコールワット観光の拠点となるホテルだけに それなりの雰囲気を漂わせていた。 明日が楽しみに。

天気がいいと、虫の行動は活発になる。 蜘蛛にとっては、それが餌にありつける絶好の機会。 目を凝らして見ると、体の文様は意外とオシャレにきめていた。 カメラ散歩はこれで終わり、明日からまた東南アジア編を掲載します。

キラキラと羽を輝かせる赤とんぼは、日本の固有種だと聞いた。好天に誘われ、初秋のカメラ散歩。里には、夏を惜しむかのように蝶も舞う。でも蜜を吸う花は、今を盛りのコスモス。 箪笥の中も秋の身支度。

蘭 その神秘的な美しさに魅入る。

そう言えば、娘もトライしたけど バナナダイエットなんてものが流行った時期もあった。