カンボジアの子もベトナム難民の子らも、環境に順応しながら逞しく生きている。しかも楽しそうに。
悲惨な戦争や残酷な内戦から立ち直り、子供達の瞳と未来が輝く時代になってきた。
船上でお母さんに抱かれた赤ん坊の笑顔に、それを強く感じた。
私自身も、戦後の貧しさと豊かさへの成長の中で生きてきた。
さらに、15年前からアジアを往来してきただけに実感できる。
東南アジアという歴史の新たな夜明けを。