今日は、伊豆高原大室山の山焼きの予定だった。
土曜日の朝、まだ見たことのない山焼きをカメラに収めようと、一人で棲家に向かった。
圏央道に入ると、あきる野から八王子インターまで渋滞。どうにか抜けると、東名が松田から雪で通行止めの案内標識が目に入った。
高尾から厚木までは順調だったが、厚木小田原道路が渋滞していた。やはり、東名からの迂回の車と重なったからだろう。終点までのろのろ運転が続き、箱根ターンパイクもチェーンの用意がない車は入り口でUターン。
伊豆スカイラインを使えないとなると、一般道を走るしかない。裏道を探して国道135号に入るまでが、一苦労。いつも行く里山のガーデンまで、通常の倍6時間を費やした。
珈琲を入れていたご主人に、明日の山焼きが見たく、6時間掛けてきましたと告げると、同情顔で「昨日の夜に霙が雪になり、今日明日とも天気はいいが、北側の斜面に雪が残っていて、明日は中止となりました」
中止を耳にした瞬間、ショックから疲れがドッとでた。埼玉は、雪が降らなかったので、伊豆で雪なんて思いもよらず、確認を取らなかった自分に腹が立った。
おまけに、かみさんからは「日ごろの行いが、悪いから」と、笑われる始末。踏んだり蹴ったりの山焼き事件?
大室山にかかる雲が、まるで山焼きの煙が空に昇ったように見えたのは、気分だけでも味わいたい私の悔しまぎれ。