バンフから大氷原観光の拠点レイク・ルイーズへ。
シャトー・レイク・ルイーズは,「ロッキーの宝石」と讃えられるレイク・ルイーズの湖畔に建つ。エメラルド・グリーの氷河の融け水を湛える優美な宝石を独り占めできる贅沢は、かみさんには申し訳ないと言うほかない。
ジャッキー吉川とブルー・コメッツと言っても若い世代にはピンとこないだろうが、第9回レコード大賞曲「ブルー・シャトー」の歌い出し「森と泉に囲まれて静かに眠るブルー・ブルー・ブルー・シャトー」は、このホテルをイメージしたそうだ。ガイドさんがそう教えてくれた。
GSいわゆるグループ・サウンズが流行ったのは、1960年代。私の高校生時代だった。その時代の曲のイメージを63歳で知るとは想いもよらなかったが、作詞家の橋本淳氏がこの湖の美しさに感動したのを共有できただけでも嬉しい。「森とんかつ、泉にんじん、かこんにゃく」と、替え歌を含めよく口遊んでいただけに。