バンクバーの街並みに、最高級スポーツカー・ランボルギニーのフォルムが映える。街を流すタクシーは、真逆のハイブリッド・プリウス。この街でも、現代の車事情が垣間見える。
車を走らせる法律も国によって多少違うが、カナダではエンジンをかけた瞬間ヘッドライトが点灯し、昼夜を分かたずヘッドライトが光っている。全ての輸入車が、カナダ使用に変更されている。
北欧にも同じルールの国があるようだが、夏が短い国の安全に対する知恵と工夫なのだ。





雨を含んだ雲が重く垂れこめた梅雨時の伊豆高原は、シットリとした空気に包まれ、夏の喧騒を前に穏やかな空間を横たえていた。
一か月ぶりの棲家の庭には、梅雨時の主役紫陽花が花開いていた。中でも大輪の柏葉紫陽花が咲いていたのは、本当に嬉しかった。
と言うのも、ここ数年開花していなかったからだ。今年は、ご近所さんが周囲の木を伐採してくれ日当たりが良くなったのと、先月花芽まで食べてしまう毛虫を相当数退治した結果が、功を奏した。花を咲かせることの喜びを教えてくれた紫陽花たちに感謝。
もう一つの梅雨の主役カタツムリ。おもわずカタツムリの歌のメロディーを口ずさんでしまったが、見守る気持ちに多少の余裕が持てた。これも高原の自然が、そうさせてくれるのだろう。