オクトーバーフェストの会場同様、街のビヤホールも大賑わい。
大きなジョッキになみなみ注がれたビールに豚の脛肉の丸焼き、ウィンナーソーセージ、それに私の苦手なザワークラフトがセットで出てきた。
ドイツ料理は全般的にしょっぱく、食の国イタリアから来ただけに、余計そう感じるのかもしれない。ビールや白ワインには合うのだろうが、正直ドイツ料理は不味くはないが、それほど美味しくは無い。
そう感じるのは、私一人ではないと思うのだが。




土曜日は、二時間かけて茨城県の大洗ゴルフ倶楽部へ。全国に2282か所あるゴルフ場で、上位30番以内に入る名門コースだが、シーサイドコースならではの風と多数の松が難コースに仕立て、プロでも嫌がる事で有名だ。
今回で三回目のチャレンジだが、下手は下手なりにへこまされたことしか記憶がなく、本音は遠慮したかった。でも一度はここでプレーしたいと言う知り合いにせがまれ、メンバーである友人に頼んでセットしてもらった。
スタートはインコースのロングホールから。一打目のドライバーは、ナイスショットでフェアウェーど真ん中。しかも気持ちよく飛んだ。
二打目は、距離を稼ごうと色気をだしユーティリティの5番で打ったが、左に引っ掛け松林の中へ。そのボールが見つからずロストボールとなってしまった。
元に戻ると面倒なのでボールが入ってと思われる地点のラフからグリーン目がけて五打目を打ったら、
また左に引っ掛け最悪のバンカー。しかもバンカーにも松が覆っていて脱出に四打もかかり、上がってみたらパー5のスコアカードに11を記入する羽目に。
いきなりの大叩きにショックで、思わずニガ笑い。人は悲し時逆に笑ってしまうことがある。人の良さそうなキャディーさんに「ここは、大洗じゃなく大笑いカントリーだ」と嘆いたら、笑顔で励ましてくれたが、空模様同様ドンヨリとした結果でプレーを終えた。
しかも明日は神奈川でゴルフの予定だし、おまけに雨確実。クラブハウスのお風呂に浸かっても出るのはため息だけだった。
帰りは気分転換にと大洗海岸に車を停めて、それこそ痛めつけられた心を洗い流してもらった。と、その時、スマホに「明日は中止」の連絡が。
これで疲れが半減。気分が楽になりハンドルを握った。