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9時半の便で千歳に飛び、地元の友人と待ち合わせしていた札幌グランドホテルで会食した。
仕事先のアポは3時なので、近くの北海道庁に立ち寄ることにしたが
沖縄から北上していった桜前線は北海道に渡り、道庁の庭園は八重桜が見頃となっていた。
しばらく遅い春にカメラを向けていたが、道庁を出た交差点で葦毛の馬が引っ張る馬車と遭遇した。
どうやら35年も観光客を楽しませているようだが、初めて出くわした私は「さすが札幌」と、驚きと同時に感心した。
馬車は車道をノンビリと進んでいったが、赤信号では車同様チャンと信号待ちを。
ところが、手綱を操る男性が馬車から降りてバケツを持ち出した。
なにをするのかと思ったら、馬が勢いよく始めたオシッコを見事バケツに受け止めるではないか。
これぞ人馬一体のナイス・キャッチと、市民と観光客から愛され続けてきた所以のナイス・マナー。
アップで撮れない札幌ならではのチン風景。