何度来ても、プラハの街並は美しいが、以前来た時より建物のリニュアールが進み、美しさが増した。市内観光も、馬車だけでなく町並みに合わせたクラシックカーもどきのオープンカーが走っていた。
街中には観光客が溢れ、取り分け中国人が目に付いた。聞くと、年間の観光客数も中国が一番で、おおよそ三十万人が押し寄せる。二番が韓国の二十万人で、プラハは日本人にも人気の観光地だが、十万人だそうだ。
海外に飛びだす中国人は、今や世界中に溢れている。ここ何年か前から「チャイニーズ?」と声を掛けられるようになったのも、頷ける数だ。

うっかりカメラを忘れスマホで撮影したが、日曜日に父の17回忌と母の3回忌を兼ねて、両親の眠る伊香保の墓苑に出掛けた。
昨年暮れに息子に長女が誕生し、家族が増えた報告も兼ねての法事となった。
姉の家族もそうだが、天国から見守る両親の想いに包まれ、幸せな家庭が築けている。
人は二度死ぬと言われるが、確かに心の中は、元気だった頃の両親がいる。
歳を重ねるごとに、実感と感謝が深まる。
合掌。