概ね好天に恵まれた、今年のゴールデンウイーク。
伊豆高原も、大室山から昇る朝日でスタートした。
陽を浴びた電線は、まるで巨大な蜘蛛の巣のようで
思わずシャッターを切った。
水を張った水田では、鴨が餌を啄ばんでおり
畑の葱は、可愛いトンガリ帽子を被っていた。
昔から、早起きは三文の徳と言われてきたが
爽やかな空と光に包まれ、美味しい空気をいただくと
大袈裟でなく、生きている実感が湧いてくる。
都会は働く処で、田舎は住む処。
しみじみそう感じた、高原の朝。