黄金の輝きが眩しい、タイで一番美しいいと言われるチナラート仏。
スコータイ遺跡でもそうだったが、子供達が大勢お参りにきている。
授業の一環かもしれないが、タイの人達は感心するほど信心深い。
タイが微笑みの国と呼ばれるのも、子供の頃からのこうした環境にあるからだろう。
宗派を問わず、一個人が神や仏に感謝することは、心の浄化作用として納得できる。
しかし、政争の道具や個人崇拝にまでボルテージが上がると
空恐ろしい結末が待ち受けているのも宗教である。
宗教や民族問題を深く論じる程の知識は無いが
大方の国が、悲惨な歴史を抱えているのも事実。
それだけに、ただただ日々の暮らしに感謝していける世界が理想だ。
そんな平和な環境に身も心も委ねることができた、ピサヌロークへの旅。
薄汚れた私の心が、少しでも浄化できていたら嬉しいのだが。