タイ王朝の曙、スコータイ遺跡。もちろん世界文化遺産
カンボジアアンコールワットを築いたクメール王国から独立した証。
だが、歴史と文化のの流れは一瞬にして変わるものではない。
建築、言語から生活様式まで、いたる所にクメール文化の香りが残っている。
これは、界中の文化遺産にも言えることで、そこが歴史探求の面白さでもある。
ガルーダを中心に、両サイドを蛇が囲む中に、二体の仏様が彫られている写真は
その事例の一つ。
ヒンズー教のアンコール建築に、仏教建築を入れ込んでいる。
言語も、ワットはカンボジアもタイも寺院の意味。文字も似ている。
当然隣国だからこそではあるが、
国家と言う新たな象徴を築く模索の結果ではないだろうか。