何処の国へ行っても勿論日本でも、田舎の長閑な風景が好きだ。
時間も人もノンビリと流れて行く。
チェンマイからバンコックに行く電車でさえ
目の前をゆっくりと通過していく。
末娘が、高校時代このピサヌロークで一ヶ月ホームステーをしたが
親として納得できる環境であり、かつ羨ましくもある。
タイの米作りは、三毛作だそうだ。
以前日本が米不足に陥った時、当時の農林省は、タイ米を緊急輸入した。
大方の日本人は、初めて食べる粘りのない長流米に閉口して
精々チャーハンにして食べるに止まった。
でも私が初めてタイに行って食べたチャーハンはとても美味しく
環境の違いや具と味付けの違いもあるが
実は、美味しいお米を輸入していなかったからだ。
安いだけでなく中で美味しいお米を輸入していたら、日本の米価が保てないのが一因だろう。
そう思わずには納得出来なかったほど。
いらぬことを思い出してしまった。
大枚を払わぬ美味しいタイ米
お後がよろしいようで。