毎日が縁日のような、ピサヌロークのナイトバザール。
チェンマイが発祥の夜店は、タイ人の夕涼みがてらの憩いのひと時。
お店を覗くと、時代の移り変わりも読み取れる。
女の子がお肌の手入れやネイルを楽しんだり、バレンタインの贈り物を選んだりとか
十年前は、こんな光景を目にしたことはなかった。
タイ全体が豊かになってきたのだろう。
アイスクリームとチョッとしたアクセサリーの小物を売っていた少女の笑顔にも
暮らしぶりが窺える。
お店に吊るされたTシャツやポロシャツにも、変化の兆しが。
以前は、ポロやバーバリーが主流だったが
最近は、アバクロやディーゼルが人気となっている。
銀座にもアバクロがオープンしたが
ネットを含めコピー商品が出回ることは
世界的なブランドに成長したことの証になる。
今的には、同じコピーでもビトンよりアバクロを着るほうが
あえてするオシャレなのかもしれない。