足袋と蔵の街埼玉県行田市にあるさきたま古墳群から車で5分ほどの処に、「古代蓮の里」があり、1400年から3000年前の古代蓮や40種類を超す蓮が見ごろを迎えている。
今日は梅雨の合間の好天に恵まれ、早朝から大勢の見学者が訪れていた。古墳と古代蓮の組み合わせに、太古のロマンを感じている人は多いだろう。
楽しそうに自撮り棒で記念写真を撮る中国の女性たちは、きっと母国の似たような風景を思い出しているに違いない。
既に散りかけた花もあったが、それもまた歴史を紡ぐ美しさとして受け止められるのは、古代蓮から溢れ出る生命力が伝わってくるからだろう。
実は、自宅のある上尾市でも古代蓮を見ることが出来る。漫才コンビ「ハライチ」の出身地原市にある原市沼をボランティアの方々が古代蓮咲く沼として蘇らせ、毎年夏の間一般公開されている。