フィンランドは、ここにきて世界最年少34歳の女性首相を誕生させ、世界中を驚かせたばかりだが、フィンランドとスエーデンを結ぶシリアラインでの一泊の船旅は、飛行機での移動では味わえない優雅さがある。
乗船はこれで三度目になるが、船は夕刻ゆっくりと港を離れ一路スエーデンの首都ストックホルムへと船首を向けた。
洋上に出ると水平線に陽が落ち始め、船内ではレストランとショッピングモールがオープンし、ジャズが流れ見上げると空中アクロバットが目を引き、ステージでは素敵なショーが繰り広げられ、お客を飽きさせない志向が施されている。
長い船旅は性格的に苦手なので、気分転換の一泊旅は楽しさ満載だ。