年明け早々ラスベガスで開催されたCES2016は、前年と大きく変わった。まず主催者のCEA全米家電協会がCTA全米民生技術協会と名称変更した。
インターネットが、家電だけではなくあらゆる物と繋がるIOTインターネット・オブ・シングスの世界へと広がりを見せていることに対応してのこと。展示にもその変化が見える。
来場者も昨年を上回ったが、逆に経営難に陥っているシャープと杜撰な経営で7000億を超える赤字を出している東芝が出展を見合わせた。華々しい出展を続ける韓国のLGやサムソンとは対象的だし、技術的にはまだこれからとはいえ、中国企業のパワーは侮れない。
IOTは、アメリカがリードするクラウド、ビッグ・データ・AIなどのソフトウエア技術一体となり、高度なデジタル社会を構築していくのは間違えないが,日本企業の出番は何時まであるのか?

寒に咲く最後のバラは、寒さに凍えているのか、花弁が小さい。バラの持つ華やかさはないが、どことなく健気なところが好きだ。
久しぶりに鼻風邪をひいた。咳と熱がないので、流行りのインフルエンザではなかったが、遊びに来た看護師の娘が「おとうさん、花粉症じゃないの?」と。一瞬ドキッとしたが、鼻水が止まったので、安心している。