宮殿同様世界文化遺産に登録されている旧市街地に、本来移動型の民族ジプシーが定住してグラナダならではのフラメンコを踊る洞窟のホールがある。
歌とギターに手拍子と踊りながらのタップの音が狭い洞窟に響き渡り、それがエネルギーとなって観客の全身にぶつかってくる。フラメンコは大きな舞台より狭い空間のほうが臨場感にあふれ、ラテンの情熱が伝わってくるが、孫と同じ歳位の小さな男の子を舞台に上げ、抱えながら踊りだしたのには、ビックリした。
幼い時からフラメンコを身体に染み込ませるジプシーならではの感性の継承と教育なのだろう。

c今年は平均気温が高い。立冬を過ぎてもこんなきれいな蝶が。寒がりの私には嬉しいことだが。