ドゥオーモサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の横にあるドゥオーモ広場で、自国のアルファロメオやフランスのプジョーシトロエン、さらにドイツのBMWなど、往年の救急車や赤十字の車が集結し展示されていた。
あのクラシック・カーレース、ミッレェ・ミリアのように街中をパレードしていったが、救急の車であってもレンガ造りのモダンな街並みとクラシック・カーの味のあるデザインは、シックリくる。
パレードが目の前を通り過ぎてゆくと、エンスト対策のレッカー車が続き、最後尾に警備のパトカー。でもそれがトヨタのヤリスには驚いた。と同時にその意外性に笑ったし、日本人としてチョッピリ自慢したくもなった。
ただ、さすがイタリア。車に化粧を施したと評されるお国柄の色とデザイン。日本の白黒パトカーとは、雲泥の差。チョイワル・オヤジの国だけのことはある。