排気ガスによる公害問題とガソリンの高騰により、車はトヨタが開発に先鞭をつけたハイブリット車が、先進国でよく売れている。
技術はさらに進歩し、日産や三菱が販売を先行した電気自動車が、いずれ時代の主流になっていくだろう。
だからといって、フランスやスペインに占領されてその文化を色濃く残すフレンチクォーターの街並みには
ガソリンをガブ飲みし、排気ガスをぶんまいて走っていた古き良きアメリカを代表する大型車の方が、なぜかシックリ感がある。
勿論ヨーロッパ車のそれもクラシカルな車がベストマッチかもしれないが
いずれにしても、スマートな世界とか効率化の世界では出しえない「味と味との絡み合い」
いってみれば、時代時代を尊重する優雅な遊び心のような世界も、存在し続けてほしい。