大宮からはやてに乗車し、遅ればせながら大震災後の仙台に向かうことになった。
駅に降り立つと、以前と変わらない東北の玄関口としての活気が戻っているような気がした。

でも案内してもらった海岸沿いの被災地は、瓦礫の整理はほぼ終わったものの、まだ津波の痕跡が所々残っていた。

他の被災地も、間違いなく同じ状況なのだろう。

遅れをとる復興への道。自らをドジョウと称し、泥まみれになって復興対策に当たると宣言した野田新首相。
ただ、東北の夏は短く秋も早い。11月を迎えると厳しい冬が始まってしまう。

それだけに、長い冬を乗り越えるだけの希望を、出来るだけ早く示してほしい。
原発対策にしてもそうだが、現地に立つと改めて政治の停滞と貧困を感じるだけに。

余談だが、NYのテロと大震災は両日とも11日。妻が「私の誕生日も4月11日 だから、縁起が悪いかもよ…」と。

とんでもありません。我が家の反映は、君のお陰です。