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バナナワニ園だけに、さすがにバナナの花は咲いていたが
日本初公開というショウガ科の白い花トーチジンジャーが、葉に隠れながら照れくさそうに咲いていた。
赤や黄色のジンジャーは東南アジアでよく見かけたが、確かに白は見たことがないし、魅力的な花だ。
オレンジ色のボンボリのような花は、聖木の一つ無優樹の花。お釈迦さまがこの木の下で生まれたそうだ。
因みに、その木の下で悟りを開いたのが菩提樹、そして沙羅双樹の下で亡くなったそうな。
従ってこれらの木を聖木と呼ぶと、説明書きがあった。勉強になりました。
大きな葉っぱは、牛タンに似ているところからウシノシタという名前だ。一生にこの一枚の葉っぱしか生えないそうだ。
伊豆高原のクマガイソウもそうだったが、意外や意外熱川温泉郷でも珍しい草花に出合えることができた。