子供の頃からネコヤナギの花芽を見ると、撫でるように触るのが常だった。

ベルベットのようなミンクのような肌触りが、なんとも心地好い。

貧しい時代に育ってきただけに
ちょっぴりでも優雅な気持ちにさせてくれるのが、嬉しかった。