祭を支えるのは、やはり男の役目。

山車を押す手に力が篭る。
羽織り袴に山高帽と、伊達な姿も祭の見物。

振る舞い酒に酔ったのか、グッスリ寝込む男もいた。
祭は、老いも若きも夢中にさせる。

それは見学者とて一緒。この同化された気持ちが春を呼ぶのだろう。