11月3日の日記に書いたショックな出来事、撮影データの消滅。
そのリベンジの時が来た。
空は、雲一つ無い晴天。それが多少の不満(朝日が雲を染める方がドラマチック)ではあるが
曇りや雨では、目的が達せないので、よしとした。
高原からは、遠く伊豆七島が海に浮かぶかのように望めるが
一番感動し、最撮影に駆られたのが、ススキの穂を焦がすかのように昇る朝日だ。
水平線や地平線、雲の割れ目からの朝日は目にしているが
私は、こんな情景を見たことがなかった。感動の一瞬。
細野高原は、ハンググライダー仲間には、有名な高原である。
この日は風が強く、ハンググライダーが大空に舞うことはなかったが
何れそのハンググライダーに乗って鳥になる姿を夢みつつ、高原を後にした。