最近よくテレビでも取り上げられるコスタリカ。ワールドカップにも参戦しているので、日本人にも馴染みが深くなりつつあるが、やはり大自然とそこに生息する動物が一番の特徴だ。
火山と熱帯雲霧林に囲まれ、軍隊の無い国。明るい人柄のコスタリカ人の笑顔に癒される理想郷かもしれない。
リバー・クルーズで動物探検に行ったが、船に乗り込む前に、まずはナマケモノがお出迎え。二時間の探検だったが、空にはコンドルが舞い、ホエザルの大きな声が遠くから響き渡り、蝙蝠が立てに列をなし、また黄色と緑の胴体に青い尻尾のコントラストが美しい鳥が羽を休めていた。川に潜ったアメリカ川鵜は、止まり木で自らを誇示するように羽を広げていた。
川沿いには、カイマンが横たわっていたり、草の中から鋭い目で睨めつけてきた。またイグアナなどの
爬虫類も顔を見せてくれた。
僅か二時間の間でこれだけの動物と対面できるとは思わなかった。日本ではあり得ない体験が出来た。
重い思いをして400ミリの望遠レンズを持って行って良かった。