度重なる台風で、甚大な被害を蒙っている北海道。先週末の好天が嘘のようだ。
時計の針を少し戻して、北海道キャンカー旅の続きを掲載します。
霧に包まれた納沙布岬に、放牧されたばん馬がいた。重りをのせた鉄ソリを引きながらレースをする北海道特有のばんえい競馬は、足の太いガッシリとした体型のばん馬で成り立っている。
いわゆる競争馬のサラブレッドと比べればかなりドン臭いが、血統で走るスマートなサラブレッドより大地を力強く闊歩するばん馬に親近感が湧く。自分の生い立ちに通じるからかもしれない。