10日土曜日長女の次男優剛の運動会を見学するため、浦和に車を走らせた。
「今出ました」とLINすると、娘から返事があり「大泣きで凄いから、来ても意味ないかも」と、返事が返ってきた。
少し遅れていったが、丁度お遊戯が始まるところで、よく見ると優剛だけ先生に抱かれて入場し、終わりまでしがみついて離れなかった。
オジイちゃんと違い相当な照れ屋で、大勢の前で何かするのは苦手なようだ。二回目の出番が来た時の抵抗がまた凄く、お兄ちゃんと友達も加わって三人がかりで入場門へ運ぶ始末。その姿と泣いて抵抗する優剛の顔が可笑しく、シャッターを切りながら笑いを堪えるのに必死だった。
業を煮やした娘は、自ら優剛を負んぶして競技に参加した。
そこまで抵抗した優剛だったが、参加賞を受け取ると泣き顔が一変して笑顔に。おえかき帳を膝に乗せ、美味しそうに麦茶を飲む姿が、あどけない。身体は大きいがまだ年少さんにもなっていないので、我侭も笑顔で許されるが、来年からはそうもいくまい。孫を育てる責任はないが、どう成長するか不安と楽しみが一瞬だけ交差した。