もう二月だというのに、まだ処分されない松飾。正月が名残惜しいのか?




ミレーの「落穂拾い」ではないが、鳩が田圃で餌を啄んでいた。
近づくと一斉に飛び立ち、私の頭上を旋回し去っていってしまった。一瞬ヒッチコックの映画「鳥」の恐怖が。
そう言えば幼い頃東京の下町に住んでいたが、屋根に厩舎を造って伝書鳩を飼っていた人が多くいた。
レースに勝てる鳩を育てるため毎日のように大空に放っていたが、こんなに多くの鳩が舞う光景を目にしたのは、久方ぶりのことだった。