オバマ大統領が国賓として来日し、歓迎式典に臨んだ。
いまが盛りのハナミズキは、ワシントンに贈った桜のお礼にアメリカから日本に渡ってきた。
この後の共同声明では、日米安保における尖閣の取り扱いや下交渉してきたTPPの妥結が発表されるだろうが
農産物の関税引き下げの中でも、輸入牛肉はオーストラリアより低くなるはずだ。
交渉開始時点では、一ミリも引き下がらないと息巻いていた自民党だが、端から予想していた通り大幅譲歩でそれは猿芝居に終わるだろう。
酪農家は、円安と消費税のアップによる飼料の値上げなどもあり、ダブルパンチだ。その一方で、トヨタの生産台数が世界で初めて一千万台を超えた。
あっちが立てばこっちが立たずで、グローバルとは妥協の産物を生み出していく事なのだろう。


TPP交渉が合意にいたらなかった。政府の粘り腰は予想以上だったが、それほど豚肉と自動車の安全基準がネックになっていると、今朝のニュースが伝えている。
オバマ大統領は日本を離れ次の訪問国韓国へ飛び立つが、果たして合意の道筋は。また今回の事がどう影響を与えるのか。