ローマと言えば、オードリー・ヘップバーン主演の映画「ローマの休日」が、真っ先に頭に浮かぶ。
そこにスペイン大使館があったことから名付けられたスペイン広場、嘘つきが手を入れると食べられてしまう真実の口があるサンタマリア・イン・コスメディン教会、古代ローマを象徴するコロッセオなど
最初に目にしたのが、この映画だ。
それほど、王女様役オードリーの魅力に取りつかれた男達が多かった。なにせ、今でもCMの一部に登場しているのだから。
そう言えば、昔初めてイタリアに行った時、新聞記者役のグレゴリー・ペックよろしく真実の口に手を入れ、その晩かみさんに国際電話で報告したところ「あなたは、噛まれたでしょう」と言われ、二の句が告げなかったことが、忘れられない。
かみさんの突っ込みは、このころから鋭くなっていった気がする。