ドイツに源を発し、東欧を含む10各国を流れ、やがて黒海に注ぎこむドナウ川
その流れは、都会から街にそして村々を見つめながらゆうゆうと流れている。
またその流れは、生活物資を運ぶ命の流れでもあった。


そんなドナウの流れと共に生きてきた川沿いの村で、挙式を終えたばかりのカップルとそのファミリーに出合った。
民族衣装に身を包んだ新婚さんの晴れやかな笑顔に、美しき青きドナウの旋律が重なる。
旅ならではの偶然の出会いだったが、この二人に幸多きことを祈らん。