サンフランシスコからの帰国便は、夜遅く羽田に着く。自宅に辿り着いたのは、深夜一時過ぎ。
シカゴから入った今回のアメリカは、また新たな発見があった。
シカゴは、多くの建築家を排出した都市で、新旧入り混じったビル群は何故か調和され、それがまた個性となって存在を主張する。
ビルの谷間を高架橋で巡る電車も、全米で最初に導入された。
それだけに、テレビや映画の舞台としても多くの作品に登場している。
白黒テレビで観た幼い頃の記憶に残る、禁酒法時代の犯罪王アル・カポネと取り締まるFBIを題材にしたアンタッチャブル
妻殺しの疑いをかけられ逃亡しながら真犯人を探す医師リチャード・キンブルと追うジェラード刑事の緊迫した逃走劇が
ハリソン・フォード主演で映画にもなった逃亡者。
記憶に新しいそれこそ映画シカゴや、バットマンゴッサムシティも最初の写真のビルがモデルに。
そんなテレビや映画の場面場面が浮かんでくるのも、この街の魅力だ。