滑り台の上で楽しそうに語り合うカップルがいた。
日本の若者たちのお台場やディズニーランドのデートと違って、こんなデートの方が純粋で可愛らしく見えるのは
私自身が貧しい時代に育ってきたからなのだろうか。

大惨事をもたらした東日本大震災から今日で一年。
我が家のあるJR上尾駅前で、震災の募金活動が行われていた。
僅かばかりの気持ちを寄付させてもらったが、テレビの震災特番にもあるように
震災と原発被害に見舞われた方々が、一日でも早く完全に社会復帰されることを祈ってやまない。
ただ、日本のあらゆる現状は、繁栄がもたらした大きな落とし穴にはまり心の豊かさも萎み、もがき苦しんでいるかのようだ。
それだけに、インフラも整っていない貧しい国だが、信仰心厚いミャンマーの人達の微笑みが眩しく映る。
「得るものがあると、失うものがある」「無から有を生じる」どちらも実感だ。