シルクロードの起点西安。都の時代は、長安と呼ばれていた。

この道が、遥か遠くヨーロッパに続いていると想うと、何故か感慨深くなってくる。
シルクロードは、文化文明の重要な橋渡し役を果たしてきたが
三蔵法師が天竺から持ち帰った仏教経典と仏像も、この道が存在したからこそ。
遠くに見える大雁塔は、その偉業を讃え経典と仏像を保管するために建立された。
やがて仏教は、極東の地日本にも根付いていくが、想像を超える時間と人間の関わりに想いを馳せる。