成都と言えば、パンダの繁育研究基地に激辛麻婆豆腐だが
私にとっては、劉備関羽張飛の桃源の誓いから始まる吉川英治の壮大な歴史小説三国志だ。
最近では、天才軍師諸葛孔明の活躍を画く映画レッドクリフ赤壁の戦いで注目された。
思い起こすと、若い頃父親の本棚から三国志全巻を持ち出し、読みあさったことだ。
これは国取り物語でもあるが、権力闘争や組織の維持と人の関わり方など
その後の生き方考え方に、大きな参考となった指南書でもあった。
秋風五丈原
死せる孔明生ける忠達を走らす。