先月訪ねたマヤ遺跡のピラミッドに次ぐ、ギザのピラミッドとスフィンクス。
体感気温45度とサハラ砂漠に吹く熱波が、体を襲う。
スフィンクスは何も語らないが、ガイドさんが暑いともらすほど。
それがサハラ砂漠に陽が沈みかけると、急に凌ぎやすくなってくる。
これが砂漠特有の気候なんんだろうと、一人合点する。
考古学博物館に飾られてあるツタンカーメンは、撮影禁止で紹介できないのは残念だったが
夜の帳を背景に、スフィンクスとピラミドをライトアップしながら音楽とナレーションで繰り広げる古代エジプトの物語。
これほどのスケールのショーは見たことがない、エジプトならではの神秘的な一夜。
以前、スフィンクスの目線の先にマクドナルドがオープンしたと報じられ、話題になったことがあった。
それに刺激されたのか、ライバルのケンタッキーも出店していた。まったくもって商魂たくましい。
見習うべき、日本のグローバル化。
これで、ペルーのマチュピチュ、カンボジアのアンコールワット、インドネシアのボルブドールと
ギリシャやローマとは違う、石造りの文化を目の当たりに出来た。
何れも仕事のついでとはいえ、本当にラッキーなことだ。