マヤ滅亡後に現れたのが、アスティカ文化。
彫刻や調度品を比較してみると
素人ながらも、進化の過程が理解できる。
それは、デザイン性であり精密性である。
南米へ移住していった人間と、この地に定住した人間。
そして定住した人間が文化を進化させていく。
食文化もまたしかりだ。
こうした生きるという壮大なドラマが
古代から世界中で繰り広げられてきた。
それは、宗教や芸術の世界でも言えることで
時間をかけてあらゆる文化を編み出してこれたのは、人間の英知によるもの。
ただその裏には、侵略、略奪、破壊といった
人間の欲望と征服の歴史が横たわっているのも事実だが。