まるで鈴蘭のようであり、また歩道をボワッと照らす昔の街灯のようでもある、可憐な花。

その名はスノーフレーク。原産地は、地中海沿岸だそうな。
春の日差しが差し込む農家の庭先で見つけた。
眼を懲らすと葉に花の影が映りこみ
まるで、街灯の明かりに虫が寄り添っているかのように見えた。
こんなホノボノとした自然の悪戯にお目にかかれるなんて、滅多にない。
だからカメラ散歩はやめられない。