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今を盛りの草花の美しさも好きだが
時とともにそして季節の変わり目とともに、朽ちていく姿にも心引かれる。
これから咲く桜の散り際は潔く、武士道に例えられたが
最後まで美しくありたいというその執念に、魅せられる。
自らの人生に重ね合わせて
そう生きられたらと、シャッターを切る。
齢58、まだまだ洒落っ気のある男を目指したい。
話は違うが、昨日の師匠とのゴルフは、前半寒さに震えながらのラウンドだった。
手は悴み、唇は強張り、クラブが握れないほどの冷たさだった。
元々手先が冷たいうえに、今にもミゾレになりそうな雨。
自宅に戻っても、まだ指先がジンジンしていた。
そんな状況下でも、師匠のゴルフは空きが無い。
クラブを握りスタンスをとるその姿に、目指すものを見つけた気がする。
それは、シングルプレーヤーでなく、何事にも集中して取り組む姿勢と
どんな状況でも笑顔を絶やさない心意気だ。

自然からも人からも、まだまだ学ぶ事は多い。