我が家のオテンバ猫キナチャン。外に出してあげた嬉しさで、勢いよく木登り。ところが昇ったはいいが振り向いたら高く、怖気づいてしまった。
何度も泣き叫んだが、勇気を振り絞って降りてきた。その恐る恐る降りてくる仕草が、また何ともユーモラスで可愛い。



三人の子供と次女の旦那にお孫ちゃん三人が、棲家の夏休みを終え夫々帰っていった。
鳥と蝉の声を除けば、棲家の中は静寂を取り戻した。おもてなしに尽力したかみさんは、さすがに疲労困ぱいでベットでお休み中。お疲れ様でした。
今年の夏も家族団らんが終わりまた晩夏を迎えるが、暦の上では立秋が過ぎ秋が忍び寄ってくる。
今年の夏は記録的猛暑だが、棲家の庭は正確に時を刻んでいる。夏の緑に映えた鹿の子ユリが使命を終えて枯れていき、秋紫陽花が咲きだした。
暑さは、何時まで続くのだろうか。









知人に教えていただいた天城深層水「健」を求め、棲家から西天城高原牧場を経て取水所「わさびの駅」へ。
昔は無料だったそうだが,現在は15リッター百円で汲める。土日は駐車場が満杯になるほど混雑するそうで、確かに一般細菌がゼロ、硝酸性窒素が極めて少ない、腐りにくく防災備蓄水としても使えるなどの特徴があり、しかもコンビニの水より断然安く、人気になるわけだ。
近くに仁科川第一、第二水力発電所もあり、豊富な水資源は自然の恩恵として大切に使われている。
棲家に戻るため西伊豆の松崎に出た。西伊豆は夕陽が売り物だが、松崎はなまこ壁の家が有名だ。壁の目地に漆喰を蒲鉾型に盛り上げて塗る工法。今では全国的に数が少ないが、味わい深くモダンな造りで、私は好きだ。







今日は、台風12号の襲来でゴルフが延期になったが、被害さえでなければ連日の猛暑と水不足に対しては、恵みの雨だ。
埼玉県熊谷市が暑さの最高記録を塗り替えた翌日の24日に一足早くお盆の墓参りで、両親の眠る伊香保へ。
墓参りを済ませてから、涼を求めて赤城山の大沼へ車を走らせ、途中道の駅に寄り野菜を購入してから頂上を目指す。
赤城神社と大沼へ行くのは初めてだったが、やはり標高が1500mに達すると涼しく、束の間の爽やかさに猛暑を忘れることが出来た。
明日以降は台風一過で暑さがぶり返すようだが、伊豆高原の棲家に非難するのでホッとしている。







サンフランシスコの郊外にあり。18番コースが太平洋に面するゴルフ場ハーフムーン・ベイ・ゴルフリンクス。住宅の中をコースが巡り、OBを出すとボールが家の中に飛び込んでいくスリリングなコースとしても有名。
ここで初めてプレーしたのは30年ほど前になるが、野鳥が飛び交い家々の庭に咲く花の美しさは、昔も今も変わらない。日本とは違う味わいがある素敵ゴルフ場だ。










世界中からコーヒー豆を輸入しているスターバックスが、唯一直営農場を持つのがコスタリカ。今年の三月から一般開放されたばかりで、栽培から焙煎にいたる行程をガイドしてくれ、最後に試飲までさせてくれる。
雄大なコーヒー農園の景色を眺めながら飲む煎れ立てコーヒーの味は、ここでしか味合えない最高の一瞬だった。







首都サンホセからバスで熱帯雲霧林に覆われた山を越え、澄んだ川と濁った川が合流して一本の川になるのを車窓で眺めながら、タバコン・リゾートへ。川のように流れて来る温泉は、日本では見たことの無い光景。その迫力に度肝を抜かれた。
帰りに高い木の上で羽を休めるオオハシを見た。またドライブインでは、雲の切れ目から一瞬滝が顔をだし、ハチドリが懸命に蜜を吸っていた。日本とは一味違う自然がそこにある。





御殿場の東山旧岸邸に隣接する庭園に佇む「とらや工房」。虎屋と言えば羊羹が代名詞だが、工房のメインはどら焼き。さらに大福などの和菓子やお汁粉や餡蜜なども楽しめる。
緑の庭園を眺めながらいただく上品な和菓子は、甘党にとって至福のひと時。




ナマケモノが見学できるセンターに行くことにしてあったので訪ねたが、偶然船着場に居たのを見てしまったので、カメラに収めたが感激は失せてしまっていた。
そこで目を下にして爬虫類探しに夢中になったが、やはり自然の宝庫コスタリカは期待を裏切らない。緑の斑模様がある蛙を発見。熱帯雨霧林に生息する蛙はやはり色鮮やかだった。


コスタリカがワールドカップでブラジルに敗れ、一次リーグ敗退が決まってしまったので、ベストを尽くして負けたブラジル戦に敬意を評し、コスタリカの掲載を一回お休み。
昨日途中キャンカーで初のお泊りを経験した猫たちは、棲家についてホッとしているが、棲家のカシワバ紫陽花は、花の重さに耐え切れず頭を垂れるようにして咲いていた。梅雨空の下、まるでもの思いに耽るかのように。












最近よくテレビでも取り上げられるコスタリカ。ワールドカップにも参戦しているので、日本人にも馴染みが深くなりつつあるが、やはり大自然とそこに生息する動物が一番の特徴だ。
火山と熱帯雲霧林に囲まれ、軍隊の無い国。明るい人柄のコスタリカ人の笑顔に癒される理想郷かもしれない。
リバー・クルーズで動物探検に行ったが、船に乗り込む前に、まずはナマケモノがお出迎え。二時間の探検だったが、空にはコンドルが舞い、ホエザルの大きな声が遠くから響き渡り、蝙蝠が立てに列をなし、また黄色と緑の胴体に青い尻尾のコントラストが美しい鳥が羽を休めていた。川に潜ったアメリカ川鵜は、止まり木で自らを誇示するように羽を広げていた。
川沿いには、カイマンが横たわっていたり、草の中から鋭い目で睨めつけてきた。またイグアナなどの
爬虫類も顔を見せてくれた。
僅か二時間の間でこれだけの動物と対面できるとは思わなかった。日本ではあり得ない体験が出来た。
重い思いをして400ミリの望遠レンズを持って行って良かった。