坂本龍一トリビュート展


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仕事で訪問した会社から久しぶりに新宿と御苑の森を俯瞰したが、やはり御苑は、都会のオアシス。もしこの森がなく一面がビル郡だったらゾッとする。

帰りに向かいのビルで開催されている坂本龍一トリビュート展を覗いた。

生前神宮外苑の並木の伐採に反対を表明していたことを思い出しながら展示をみた。

中央にあるピアノは、ご本人が使用していた艶消しの特注。

上部から垂れている紙は、ピアノの弦に降れたり離れたりする。これは、ある芸術家の作品だが、坂本さんはピアノを弾くと環境により周囲の音を拾い共鳴するのが、リアルな音色と話していたそうで、自動演奏の音にわずかに紙がスレることで再現しているそうだ。

彼の曲では戦場のメリークリスマスが一番人気だが、展示を見ていると教授とも呼ばれていた感性をより深く知ることが出来た。

坂本龍一、小澤征爾と、日本を代表する音楽家が相次いで亡くなったことは、日本の損失といっても大袈裟ではない。

名曲は残るが、新たな曲は生まれない。それが、残念でもある。