埼玉県東所沢に、図書館と美術館に博物館が融合する角川武蔵野ミュージアムとが誕生した。設計デザインは、世界的建築家の呼び声が高い隈研吾氏だ。
まだプレオープンで、入場は予約制のため内部の見学は諦めたが、1200トンもの花崗岩を張り巡らしたミュージアムやホテルとコンサート会場や食堂が入る複合施設に神社を見て回るだけでも飽きがこなかったのは、さすがだ。
この日は真夏がぶり返したような天気で、ミユージアム脇の水盤で楽しそうに水遊びをする子供たちもいた。
昨年「翔んで埼玉」というぶっ飛んだ映画が流行ったが、埼玉県はタモリがおちょくって付けた「ダサイタマ」のイメージからの脱却に「彩の国さいたま」と名付けイメージアップに力を入れてきた。今では住みたい街ラランキングの8位が大宮10位に浦和が入るまでになったが、ミュージアムの誕生は、埼玉県のイメージアップに一役買うのは間違いない。