パナマと言えば、大半の日本人は運河にパナマ帽しか連想しなかった。日本からの観光客も年間三千人と僅かだ。
それが、パナマの法律事務所が作成した租税回避行為に関する機密文書が流失。国際調査情報ジャーナリスト連合がそれを世界中に向け報道したことから、企業や大富豪、政治家などを震撼とさせた、アイスランドの首相が辞任に追い込まれたのは、記憶に新しい。
人口400万足らずだが、運河があることから中南米の物流のハブとして、またそれを支える金融がセットとなって発展している。中南米シンガポールを目指しているのは、市内のビル郡を一望して頷けてた。
ハードロック・ホテルのトップオブバーからの夜景にも、発展の輝を感じることができた。