2022-05-07 見栄えはしないが 庭で咲かせるマムシソウとウラシマソウ。マムシソウは、それこそ茎の肌合いを含め蝮に似ているところから命名された。ウラシマソウは、長く延びたひげが、浦島太郎の釣竿の糸に例えて名付けられたそうだ。共に不思議な花だが、同じようにトウモロコシのような実をつけ、秋には真っ赤に色づくのも同じで、その実に毒があるのも同様だ。 また、ウラシマソウは、県によっては絶滅危惧種に指定されている貴重な花。 見た目綺麗なだけが花でないのも面白い。見栄えはしないが、どこか味わいがある。